シミの主な原因は紫外線
シミの主な原因は紫外線です。顔のシミは毎日のお手入れや定期的なメンテナンスで、大きなダメージを防いだりシミが濃くなることを遅らせたりすることができます。そのために大切なのは、日々の正しいスキンケアです。
お肌は日々の習慣で肌質や美白、シミ、シワなどの老化の進みなどに大きな差が生まれます。美白やシミに関しては、一年中UVケアを行うことが常識となっています。まずはシミを作らないために、毎日の紫外線対策や日焼け止めが必要です。また、肌を整えるためには基礎化粧品を丁寧につけるという習慣も大切です。
シミの解消を促すためのターンオーバー（新陳代謝）
ターンオーバー（新陳代謝）とは、肌が生まれ変わる過程のことで、古い肌が角質として剥がれ落ち、下から新しい肌が表面に出てくるサイクルを指します。
くすみやシミのない健康で美しい肌を保つには、ターンオーバーの周期を正常に保つことで、肌が生まれ変わり、作られたメラニン色素を排出することができます。
濃いシミはなかなか薄くすることはできませんが、正常なターンオーバー（新陳代謝）を保つことで、薄いシミであれば肌の本来の力によって薄くしてくことができます。
シミを目立ちにくくする正しいスキンケア
シミを目立ちにくくするためは正しいスキンケアを心がけましょう。
正しいスキンケアは洗顔と保湿です。
洗顔方法はたっぷりの泡で優しく顔を洗います。その後、刺激の少ないやわらかいタオルでこすらずに押さえるように水分をふき取ります。水分を拭き取ったらすぐに保湿しましょう。高い美白化粧品を使用してもよいですが、大切なのはたっぷりの水分で保湿することです。保湿する化粧水はパシャパシャとつけるのではなく、手のひら全体で肌に押し込めるように、あたためながら丁寧にプレスします。足りなければもう一回つけましょう。たっぷり顔に馴染ませることが大事です。
その後、保湿クリームを塗ります。保湿クリームも手のひらで温めるようにじっくりと肌の奥まで届かせるような気持ちで馴染ませます。これを時間をかけて毎日行うことで、お肌が健康になります。
シミに効くレーザー治療、化粧品、市販の内服薬
シミ取りの方法としては、レーザー治療、化粧品、市販の内服薬もあります。
シミは細胞内のメラニン色素が沈着することで起こりますから、レーザーを照射してメラニン色素を破壊することで解消することが可能です。これは美容クリニックや皮膚科など病院・クリニックで受けることが可能です。
化粧品の場合は、皮膚の新陳代謝の量を上げることでメラニンの排出を促してシミを解消します。
主な成分は、ビタミンC誘導体やアルブチン、コウジ酸、ハイドロキノン、プラセンタエキス、トラネキサム酸などが知られています。化粧品は継続的に使い続けないと効果が現れにくく、現状のメラニン色素を目立たなくするものです。
また内服薬として効果が認められているのがLーシステイン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB6、ハイドロキノンです。特にハイドロキノンは強い作用によって出来てしまったシミを消すことができます。内服薬は細胞の自然治癒能力を高めることでシミを消すことが可能になります。
ビタミンの中でもビタミンB2は皮膚粘膜のビタミンと呼ばれ、健康な皮膚や爪・髪を作るのに欠かせないものですし、ビタミンEはシミの原因となるメラニン色素の発生を抑えることができます。ただ化粧品同様に飲めば確実にシミがなくなるというものではなく、あくまでも皮膚のコンディションを整えるものであり、使用することによりシミができにくい状態にするものです。シミ取り効果のある化粧品や外用薬、内服薬を併用することがシミを取り除くために効果的な方法になります。
日々の正しいお手入れで防げなかったシミは皮膚科や美容クリニックに相談してみましょう。
できてしまったシミを美容クリニックで解消
気を付けていてもできてしまうシミは女性の悩みの一つです。できてしまったシミに一番即効性のあるのが、レーザー治療、IPL治療やイオン導入です。シミ取りができるレーザー治療は比較的受けやすい治療方法です。美容クリニックや一般の皮膚科でレーザーの施術は行っていることが多いので、気軽に受けることができます。
レーザー治療で1度でキレイに消せる場合もありますが、複数回に分けて照射することが必要なシミもあります。目立っているシミは何度か治療を受ける必要性があるので、決して1度で済ませられるものではないということを理解しておきましょう。気になっている方は早めに美容クリニックの受信を検討することがお勧めです。
治療費用もリーズナブルな病院・クリニックがあります。顔だけでなく背中などの広範囲のシミやそばかすもきれいにできるので、シミにお悩みの方は病院・クリニックに相談してもよいと思います。
