ピアススタジオで穴をあける
日本国内には、たくさんのピアススタジオが存在します。しかし、お洒落を楽しむためのピアスであったとしても医師免許を所持していない方が耳たぶにピアッシングすると違法行為となってしまうのです。
ピアッサーやニードルなど、ピアスの穴を開けるための専用器具を用いてピアッシングするところをピアススタジオと呼びます。ニードルは特に注射針のような形をしているので耳たぶの組織を傷つけるのを最低限に抑えることが可能なのが特徴です。
そして耳たぶをケアする方法や専門知識、穴の形状などに関する知識などを備えている方が行うため、細かい角度や位置にまで細かくこだわってピアッシングすることが可能です。外国ではタトゥーやボディピアスを施すための施設がピアススタジオと言う場合が少なくありません。
ピアスに専門的な技術や知識を持った上でピアッシングしてくれる方をピアッサーと呼びます。アメリカなどの外国には、ピアッシングをするための専門的な資格が存在し、このような資格を取得した方が、専用器具を利用して穴をあけてくれます。
ところが日本国内にはピアッサーという専門資格が、まだありません。ですので、日本国内のピアススタジオでは専門技術を独自に学習した方が耳たぶに穴を開けることもありますが特に専用の資格は所持していないのです。外国でピアッサーの専門資格を所持している方もいるのですが、外国で取得した専門資格が認定されていないのが実情になります。
なぜ医療機関でピアスを開けるべきなのか?
ピアスとは本来、耳たぶに小さな穴を開けて装着するイヤリングです。
欧米ではピアスは宝石店や美容院で行われ、日本にもたくさんのピアススタジオがありますが、皮膚や組織に穴を開ける行為は、日本では医療行為とされているため、医療機関でなければ行うことができません。
ピアッサーが医師や看護師でない場合、無許可の医療行為となり医師法違反となります。
そして、ピアッシング後に起こるトラブルのほとんどは、医療機関以外でピアッシングを行ったことが原因です。
ピアスの穴あけは病院で
ピアスホールを耳たぶにあける行為は耳たぶの皮膚の組織を傷つけることになるので、日本国内では医療行為に該当するのです。ですので、他の方にピアスの穴をあけるのは医師免許を所持している方にしか許されていません。
ところが医師免許を所持していてもピアスについての専門知識を得ていないと、穴の角度が良くなかったり斜めになってしまったりして満足できる見た目に仕上がらないことも多いです。
ですので専門的な技術や知識を持っている人によるピアッシングに人気が集中しているようですが、医師免許をピアッサーが所持していないときには許可を得ることなく医療行為を行っていることになってしまいます。
ですので、医療機関でもピアスに関する経験や技術を積み重ねた医師免許を所持している人が病院などの医療機関の中でスタジオをオープンしていることもあるのです。
口コミ情報やインターネットでも、様々なピアスホールをあけるところが案内されています。取り付けてみたいピアスの種類や穴をあける位置によって様々な分からないことがあるものです。
仕上がりが満足することが出来て、不安を感じることなくピアスホールをあけることが出来るようような信頼することが出来る場所を選ぶのが良い方法になります。
ファーストピアスは病院がマスト
ピアッサーやニードルなどを利用して耳たぶに穴をあけるのは、医療行為に該当しますが医療機関では健康保険が適用されません。ですので美容整形外科や皮膚科のクリニックなどでは施術価格を独自に設定しており、ピアスホールの数やタイプ、位置などによっても大幅に施術価格に違いがあります。
場合により、ピアスの価格込みの費用になっていることがあったりアフターケア数回分がセットの料金設定になっていることがあったりするのです。そしてピアスホールをあけるだけであれば安い場合で、およそ1000円ぐらいの施術価格であけることが可能なこともあります。
ケアはピアススタジオでは、専用のケア用品や消毒液だけではなくアレルギーを引き起こしづらい素材を利用した様々なデザインのピアスが販売されている事もあります。アフターケアが一緒に提供されている医療機関も多くなってきているため、穴が安定するまではアドバイスやアフターケアをしてもらうことが出来るところを探すのが良い方法です。
ピアスの穴あけの病院・クリニックの選び方
経験豊富な医師がいる病院・クリニックを選びましょう。
事前に問い合わせたときに丁寧でわかりやすい回答をしてくれるクリニックか、アフターケアが充実しているクリニックが安心です。
ピアスクリニックを選ぶ際に最も重要なのは、経験豊富なドクターがいるかどうかです。
医師が未熟でミスをした場合、化膿など感染症につながる可能性があります。
ピアスから感染してしまうと、痛みが出るだけでなく、ピアスの穴がをうまく完成することができなくなります。
クリニックを選ぶ際は、自宅から近く、通いやすいところを選びましょう。
ピアス穴が化膿してしまう可能性があるため、通いやすいところを選びましょう。何かあったときにすぐに行ける病院・クリニックに行く方が安心です。
特にボディピアス、軟骨ピアスなど特殊な部位のピアッシングは、痛みが出る可能性もあるのでアフターケアが必要です。
そのため、通いやすいクリニックで施術を受けるのがベストです。
ピアスを開けたい部位のピアッシングができる病院・クリニックを選びましょう。
軟骨ピアスやボディピアスなど耳たぶ以外の部位にピアスを開けたい場合は、希望する部位のピアッシングができる病院・クリニックかどうかを事前に確認しておきましょう。
ほとんどの病院・クリニックで耳たぶのピアッシングは可能ですが、軟骨やボディのピアッシングは行っていないところもあるようです。
必ず事前に病院・クリニックに問い合わせましょう。
アフターケアが充実しているクリニックを選びましょう。
ピアスを開けた後は、腫れや痛みを感じることがあります。
悪化すると化膿してしまうこともあるので、その際にきちんと治療してくれるクリニックかどうかも確認しておくとよいでしょう。
クリニックによっては、1年保証を付けているところもあります。