軟骨ピアスを自分で開けるか、病院・クリニックで開けるか悩んでいる方は、病院・クリニックで開ける場合の費用やメリットを知っておきましょう。
ピアスの穴あけは医療行為
ピアスを開けることは医療行為であることをご存知でしょうか?日本では人にピアスを開けるには医師免許を持つ人。または医師の管理下で行わなければいけません。
ヘリックス・軟骨ピアスを病院・クリニックで開ける方法
自分で開けた軟骨のピアスホールは、炎症などのトラブルが起こりやすいものです。
トラブルなく軟骨ピアスを開けたい方や、自分で開けるのが不安な方は、病院・クリニックで開けてもらうのが一番です。
耳以外に開ける位置は?眉間、鼻、唇、目元、舌、アゴに開ける
顔の場合だと、眉頭や眉間に鼻を始めとして、頬に唇や目元といった位置が選べます。
更に、舌やアゴにへそも加わりますから、穴を開けることができない部分はないと思えるほどです。
中には、男女のデリケートな部分に穴を開ける人もいるので、ボディピアスにおけるピアッシングは奥深く、自分らしさを表現する方法となっています。
軟骨ピアスもアレルギーのリスクがある!
実際に穴を開けようとする場合は、使用するピアスの材質にアレルギーはないか、安全な方法で穴が開けられるかなど、十分に検討しておくことが大切です。
金属を体に通す都合上、アレルギーのリスクは避けて通ることができませんし、アレルギー症状が現れればおしゃれを楽しむどころではなくなります。
その為、着用するピアスの素材には気をつけ、問題なく楽しめるように確認しておきましょう。
軟骨ピアスを病院・クリニックで開けるとメリットとは
セルフピアスと病院でのピアスの最大の違いは、麻酔をすることです!麻酔をすることで、ピアスの穴を開けることができます。
痛みが心配な方は、麻酔をしてくれる病院へ行きましょう。
- 清潔な環境でピアッシングを行うことができる。
- 金属アレルギーに対応したピアスを選ぶことができる。
- 麻酔ができる(病院・クリニックによって異なる)
- アフターケアについてのアドバイスがもらえる。
- 何か問題があれば相談にのってくれる。
十分な知識がないまま自分で軟骨ピアスを開けると、後々トラブルになる可能性があるので注意が必要です。
軟骨ピアスを開ける病院・クリニックを選ぶポイント
- ピアスを開けたい位置(部位)はどこか?
- 皮膚科、美容皮膚科、美容外科のどこを選ぶか?
- 料金・費用はどのくらいか?
- 開けるための道具は?
- 麻酔は有料か無料か?
- 経験豊富な医師は在籍か?
- ファーストピアスの種類はあるのか?
軟骨ピアスの穴あけは保険適用外
ピアスは保険適用外です。そのため病院・クリニックが自由に価格を設定できるため、一概に安い・高いとは言えません。
美容皮膚科や美容外科によってはボディピアスを提携メーカーから購入する必要があり、ピアスの素材によっては非常に高額になる場合がありますのでご注意ください。
軟骨ピアスを予約する際に確認すること
- ピアッサーで開けるのか、針(ニードル)で開けるのか
- 麻酔を使用するかどうか
- ファーストピアスの持ち込みができるか
- 施術とピアスの費用について
- 未成年の場合、どのような書類が必要か
軟骨のピアスは、針(ニードル)で開けることができる経験豊富な医師にお願いすることをお勧めします。
軟骨ピアスを開けるのは痛いか?麻酔を使用した方が良いか?
痛みは個人差があるので一概には言えませんが、軟骨部分は硬いので多少の痛みはあると思われます。
ピアッサーを使うか、ピアスガンを使うか、針(ニードル)を使うかによって痛みは変わってきますので、痛みが心配な方は麻酔をお願いしましょう
注射で麻酔をする場合、ピアスよりも麻酔注射の方が痛かったという方もいらっしゃいます。
軟骨ピアスを開けるなら病院、クリニックで
ピアッシングは、信頼できるクリニックに依頼してお任せするのが賢明です。
消毒の不良があると感染症のリスクが高まりますし、炎症が生じて痛みや腫れに苦しむことになり得ます。
ピアスホール管理も重要ですが、より大切なのはやはり穴を開ける際の消毒です。
また、耳であれば市販のピアッサーが使えますが、耳以外の皮膚の厚みがある部分は難易度が高めです。
口腔内などは特に、安全性の確保が重要な部位ですから、数あるボディピアスの部位の中でもハードルを感じさせます。
耳や皮膚の薄い部位なら初めてでも挑戦できるでしょうが、全くの未経験ならクリニックの先生などを頼りましょう。
軟骨ピアスを自分で開けるのはリスクがある
セルフピアッシングは、ピアスの穴を開けて着用に慣れてからでも遅くありませんし、難易度の高いボディピアスとなれば尚のことです。
ピアッサーを使えば簡単なので、誰でも挑戦できると思われますが、体に穴を開けるからにはそれなりにリスクがあります。
赤みが生じて痒みや腫れを引き起こす接触性皮膚炎は、ピアスの中でも良くある症状の1つです。
これはアレルギー的な反応により起こりますから、特定の金属に反応してしまう場合は要注意です。
接触性皮膚炎が生じる部位では、ピアスを外した後に皮膚の増殖が始まり、ケロイド状になります。
人によっては再発を繰り返しますから、この点もリスクを理解した上で、ボディピアスのピアッシングを行いたいところです。
更に、重みのあるピアスは皮膚に負担を掛けますから、耳たぶのように皮膚が薄い部分は切れてしまわないように気をつけましょう。
何にしても、リスクを理解して正しくピアッシングを行えば、安全にボディピアスを楽しむことができます。
ピアス自体は清潔に保ち、穴が安定するまで少しずつ動かすことがポイントです。
ただし、日常的に頻繁に触れる癖がついてしまうと、ピアスについた手の汚れや刺激が皮膚症状を引き起こします。
軟骨ピアスを開けたら清潔に
消毒に関しては賛否両論ありますが、原則的には体もピアスも清潔に保つようにケアするのが基本です。
過剰な消毒は不要だとしても、清潔な状態を維持しなければ皮膚に問題が生じるのは確かです。
最初は穴を開ける怖さもあって、実際よりもリスクを強く感じがちですが、一度穴を開けて慣れてしまえば大丈夫です。
皮膚の薄い部分から始めて、徐々に厚みのある部分にも穴を開けて行くと、恐怖感が薄らいでおしゃれの楽しみの方が上回ります。
自分らしさをアピールする強力な味方になるので、個性をより強めたり発揮したい場合は、体にピアスの穴を開けて着用するやり方が狙い目です。